ゴジラ映画をすべて観た人が語るブログ

スマホを横にして見るといいらしいです。

モンゴルの草原とゴジラ映画の意外な接点

ゴジラではなく、モンゴル。
小学生のころ、国語の教科書で見たことがある国。
「ホースの黒い牛」だったか。

モンゴルといって思い浮かぶのは、なんだろう。

草原

遊牧民
ピンチケビール

このくらいだろうか。

そういえば、小学生のころ友人と「モンゴルの大草原って夜になると満天の星空がすごいらしいね。人生のなかで、いつかは行ってみたいね」と話していたのを思い出した。
ごめんよ、自分だけ先に行ってくる。

今回は、自分がちょくちょくライブを観に行っている「でんぱ組.inc」というアイドルグループのメンバー、相沢梨紗さん(麗(うるわ)しい)と、成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)のふたりが、モンゴルでの草原マラソン大会に特別ゲストとしてお呼ばれしたということで、もともと自分は成瀬瑛美ちゃんが好きなうえに、結婚するなら相沢梨紗さんだろうと考えていたので、仕事の都合もつきそうだし参加してみようという気になった。

マラソン大会に参加登録メールを送ると、数日後に案内メールが返ってきたが、これがわりとおそろしい内容であった。

ヤバそうなのを抜粋すると

「とにかく日本の『あたりまえ』『常識』は通用しないと思ってください」

「当日の集合時間は厳守でお願いします。ただし、現地のスタッフは厳守ではありませんので、ご了承ください」

と、もう本音ではむこうも参加してほしくないんじゃないかと思うくらいの内容で心理障壁度がヤバかった。

余談になるが、現地に着いてマラソン大会の会場に向かうバスの中で「走っている途中でオオカミに遭遇したら、しゃがんで石を投げましょう。もし石がなかったら投げるフリでもいいです。そのままなにもしないで走っていると噛まれてしまいますよ」という、ありがたいアドバイスもいただいたのも、印象深かった。

話が横にそれた。

横にそれたついでに書くが、自分がモンゴルに着いた時間にちょうど終了する夕食会というイベントがあったのだが、それについては、なにもわからないので割愛。
いやあ、参加したかった(怒)

このブログでただの旅行記を書くと読者に叩かれることが判明したので、モンゴルの街並みなどの写真は割愛。

さらに、このブログの読者はでんぱ組.incのことには興味がないので、そのあたりも割愛しようと思ったが、そうなるとホントになにも書くことがなくなってしまうので、今回はでんぱ組.incのことをすこしだけ書いてみようと思う。

マラソン大会の開会式では、現地のかなりエラいと思われる人たちに混ざり、相沢梨紗さん(麗しい)と成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)が登壇。じつに麗しいあいさつと、じつにカワイイあいさつであった。
声援の雰囲気を察するに、現地では成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)のほうがウケがよかったように思えた。
ちなみにメンバーの通訳係をしているという人は、相沢梨紗さん(麗しい)のほうが好みだと言っていた(怒)

マラソン大会は、いろんな距離のメニューがあり、自分は5㎞コースを選択。
コースはクルマの轍で、ハッキリいってマラソンをするコースとはいえない。

道中はペットボトルとウォッカのビン、動物のウンチと骨がたくさん落ちていた。
足場が悪いので人体の足首のサスペンション機能に感謝しつつ、なんとか完走。
もうぜったいに草原マラソンはやりたくない。どうしてもやるなら、つぎは10000000ミクロンコースとかにしたい。

マラソンが終わってからの草原パーティーが開始。
ぶっちゃけてしまえば、自分はコレに期待してモンゴルまで来たのだが、みっつのテントに分かれてのイベントで、さらに相沢梨紗さん(麗しい)と成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)が入ったテントは関係者専用という地獄イベントに変貌。

成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)の声は特徴的なので、ピャーピャーと声は聞こえるが、なにを話しているのかはわからない。

なんだこれ。

まるでチケットがないのに会場推しをして、音漏れでガチ打ちするクソピンチケみたいではないか。

自分はほかのでんぱ組.incのファンとちがい、前日の夕食会というイベントにも参加できていない途中参加なので、このままだと完全なクソイベ(クソイベントのこと)になってしまう。

と思いきや、朝から走っているという100㎞マラソンのランナーがそろそろゴールするということで、パーティーの参加者全員でゴール地点で出迎えようという流れになり、そこでようやく成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)のお姿を再度お見かけすることができた。
乾燥している土地だと、お団子のヘアースタイルも凛とした表情になる。

ライブがあるわけでもなく、コストパフォーマンス的にはちょっとアレなイベントだったかもしれないので、ここであらためて今回のモンゴル遠征の満足度を精査してみよう。

ピンチケビールが台湾よりも安い(驚異の1850トゥグルグ(100円以下!))修正×2

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スーパーで買った食パン2斤以上の体積がひと袋に入ったカットされたマズいパンにパッケージに謎のキノコのイラストが描かれたスライスチーズをのせて食べたら激ウマだった修正×2

行きの飛行機でとなりの座席になった通訳の仕事をしてきるというモンゴル人の美女に逆ナンかと思うレベルで話かけられてきてドキドキした修正×2

そのおかげでまったく眠れなかったうえ、機内食が自分の前まで「チキンオアポーク?」と聞かれていたのにチキンが枯れたせいかなにも言わずにポークをだされた修正÷2

マラソンはオフロード感バリバリで楽しかった修正×2

マラソン中に現地人ランナーに自分の持っているペットボトルを指して「ヒトクチヒトクチ!」と言うので渡したら一口どころか一気に半分くらい飲んで頭にもかけて戻ってきたペットボトルの中身がまさに一口ぶんでしたってやかましいわ修正÷2

草原パーティーでの羊の肉は日本ではまず食べられないような豪快なサイズでウマかった修正×2

草原パーティーではピンチケビールと謎のウォッカが飲み放題だった修正×2

草原パーティーが終わったときにスタッフにビール乞食をしたら好きなだけ持っていっていいと言われたので帰りのバスの中はピンチケビール充だった修正×2

マラソン会場でなぜか行われたコスプレ大会での審査が拍手の大きさで決めるというテキトーな内容で何度かやりなおしになったが男女のペアでの参加者がステージ上でチューをしたら「なんだリア充かよ(怒)」と最初にくらべて観衆の拍手が激減したのが最高におもしろかった修正×2

夜にホテルでゴジラについてのキャスをしたら10人もの視聴者がきてくれた修正×2

関係者は胸にリボンをつけていたようで相沢梨紗さん(麗しい)は上着につけていたので問題なかったが成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)は上着の中のお召し物にリボンをつけていたので表に出ていなかったのがとてもエモかった修正×2

成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)の髪型が例の新幹線の座席の取っ手タイプのお団子だった修正×2

はぁ・・・・成瀬瑛美ちゃん・・・・修正×2

ざっとこんなところだろう。
トータルで1024倍の+修正が係数として算出できる。

今回の旅行にかかったお金の総額を、この係数で割ると約185円。
3日間だったので×3。
約555円。
ゴーゴーゴー!!

過去の直近のライブチケット価格が7650円だったので、比較すると格安だといえるのではないだろうか。

この満足度を計算するアルゴリズムの発見は、ビッグビジネスの予感がする・・・・。

ちなみに帰りの機内で飲んだビールはピンチケビールではなく、プレミアム感たっぷりのビールであった。
ビールのことを「VERUM」と表記するようで、ビールも飲みすぎるとベラムではなくベノムになってしまうのだろうと考えてしまった。

はぁ・・・・成瀬瑛美ちゃん・・・・。

そこで、ゴジラである。
ゴジラ映画ではジオラマでできた街並みを破壊する場面が多い。
箱庭感がある。

モンゴルの草原に、立派な塀で囲まれている土地がいくつもあったた。
いずれも塀の内側にはなにもなく、これは真っ先に「ランパート」というゲームを連想させたが、記事の都合上、ランパートは無視。やはりこちらも箱庭感がある。

ゴジラとモンゴルの草原は、まるで無関係なように思えるが、「箱庭感」というとても、そう、それはそれはとても細い糸でつながっていたのである。
この事実に気づいたのが今回の大きな収穫だ。
自分がシンゴジラにたどりついたとき、かならずこの経験が役に立つだろう。

最後に。
冒頭でモンゴルの夜空をいつかは見たいと思っていたくだりがあるが、思い出すとアレはモンゴルではなくチベットであった。

人生でいつか、チベットの草原に寝そべり、満天の星空を見てみたいものである。