ゴジラ映画をすべて観た人が語るブログ

スマホを横にして見るといいらしいです。

アイドルの生誕イベントと恋愛ゲームについて

2016年9月17日。

自分がたまにライブを観に行っているでんぱ組.incというアイドルグループのメンバー、古川未鈴ちゃんの生誕イベントがあったので参加してきた。

 

会場は「よみうりランド」という場所で、完全に遠征だった。

駅の数でいうと、名古屋のほうが近い。

 

このブログの読者は、アイドルのことなんて1ミリも興味がないだろうから、あまりくわしく書いても読まなそうなので、メモ書き程度にしておこう。

 

まず、最寄り駅からよみうりランドまでの間を運行しているゴンドラ。

これがアルコールの持ち込み禁止で、コンビニで買って飲みはじめたばかりのビールを没収されてしまった。許せない(怒)

 

よみうりランド内のビールは通常サイズのカップが500円。

これは300mlも入ってないのではないだろうか。

しかし、大サイズのカップは700円で、これはあきらかに500ml以上。

完全に「わかっている」仕事だった。

レジャーランドのビールの量は、こうありたいものだ。

 

また、イベントが終わったあとにもビールの売店が開いていたのが好印象。

 

というわけで、イベント全般に古川未鈴ちゃんらしさがあふれる、参加者全員がホッコリとした気分になったであろう神イベントであった。

なお、2日後に高松でも古川未鈴ちゃんの生誕イベントがあり、いわゆる「みりん推し」はこちらにも参加するようである。

 

そこで、恋愛ゲームである。

恋愛ゲームというと「ときめきメモリアル(以下「ときメモ」)」が有名であるが、自分はどうしても、恋愛ゲームというと「同級生」が真っ先に頭に浮かんでしまう。

(ちなみに同級生はエロゲー。発売はときメモより2年前)

 

ときメモは、授業や部活で能力値を上げて女性キャラに告白しても断られないようにするゲーム。

同級生は、街をテキトーにプラプラ歩いて女性キャラと出会ってなかよくなるゲーム。

じつは内容がぜんぜんちがうのだが、どちらも恋愛ゲームというジャンルでくくれてしまう。

 

ドロドロしたところも描かれているぶん、初プレイでは同級生のほうが完全におもしろいが、決めた女性キャラに告白するという攻略性は、ときメモが上。

つまり、どちらもプレイしたほうがいい。

 

ときメモで印象的なのは、メインヒロインである藤崎詩織ちゃんに告白して断られるシーンである。

告白すると「◯◯くんと付き合うとか考えたこともないし、◯◯くんといっしょにいるところを人に見られるだけでイヤだから、もう帰っていいかな?」みたいなことを感情たっぷりに言われてしまう。

これはキツい。

 

同級生で印象的なのは、病院に行くたびに

「先生! ◯号室の患者さんが鍋に入れたコンニャクでヤケドしました!」

「先生! ◯号室の患者さんがお湯を入れたカップラーメンでヤケドしました!」

などと、珍事件が起きるシーンである。

事件にはかなりの種類があるにもかかわらず、ゲーム進行にはいっさい関係ないのもポイントが高い。

 

また、恋愛ゲームを語るうえで欠かせないゲームに「センチメンタル・グラフティ」がある。

まずオープニングムービーのすさまじさ。

だれが名づけたか知らないが「暗黒太極拳」というネーミングセンスはノーベル賞モノであろう。

 

ゲーム内容もすごい。

「あなたに会いたい」と書かれた手紙が自宅に届いた主人公が、送り主の心当たりがある、全国の主要都市にいる12人の幼なじみの女性キャラに会いに行くというものである。

 

最終的にもっとも親密度が高い女性キャラが手紙の送り主というエンディングになる。

 

ゲームの進行としては、平日は毎日ほぼアルバイト。

週末は新幹線や飛行機、フェリーやピンチケバスなどに乗り、全国各地の幼なじみの女性に会いに行き親密度を高める。

この主人公、まるでどこかの全通アイドルヲタクと行動パターンが完全に同じである。

ときメモとちがい、学校生活についての描写はほぼゼロなのも特徴のひとつだろう。

 

女性キャラのパラメータは「親密度」と「せつなさ度」のふたつしかなく、会えば親密度が上がり、せつなさ度が下がる。

しかしイライラすることに、せつなさ度が低いときに会っても親密度の上がり幅が少なく、せつなさ度が高いときに会うと親密度が大幅に上昇する。

そして、せつなさ度が限界を超えると「せつなさ炸裂」状態になり、もうその幼なじみとのグッドエンディングを見ることはできない。

なかなか会えないほうが、いざ会えたときに燃えるという演出なのかもしれないが、気づいてしまえばレベルの低いパズルゲームである。

 

乱暴にいってしまえば、毎週12人の幼なじみに順番に会いに行き、カレンダーやイベント進行の都合によって微調整するだけでクリアできるのだが、かなり緻密な計画を立てないと12人全員クリア可能なセーブデータをつくるのは、むずかしいだろう。

 

このゲーム、キャラクターデザインのレベルがかなり高く、発売前からグッズも飛ぶように売れて、ブームの加熱っぷりがすごかったのだが、かんじんのゲームじたいのグラフィックの塗りがあきらかに手抜きで、おそらくいろんな事情があったのだろうが、完全に期待ハズレゲームになってしまった。

 

ちなみに自分はこのゲームでは遠藤晶(えんどうあきら)ちゃんが、圧倒的にカワイイと思っている。

 

なんと、センチメンタル・グラフティには続編も存在する。

前作の主人公の葬式に12人の幼なじみが参列するところからスタートするという話題性たっぷりなゲームだったが、商業的には完全に失敗だった模様。

自分もPC版を買ってすこしだけやったが、そのまま放置しているため、こちらについての言及はひかえる。

 

これはゲームに限ったことではないと思うが、自分でじっさいにしたり見たりしていないモノについて語るのは無責任だし、ただただ、自分の信用を落とすだけのような気がする。

これからも、そういうことがないようにしていきたい。