遊んだことのないゲームについて語る人は、たぶんアイドル現場では嫌われる
このごろ、自分でまったくプレイしていないゲームについて言及するブログが問題になっているらしい。
そんなこと不可能ではないかと思ったが、どうやらyoutubeにある動画を貼って、その動画の進行に沿って書くという手法のようだ。
わりとこのブログでもyoutubeはバンバン貼っているので、まさかそんなふうに思われていないだろうかと不安になって過去の記事を読み返してみたが、そのような心配はしなくてもよさそうだと胸をなでおろした。
やはり、そのゲームをプレイしたことがあるかないかは、すこし読んでみればすぐにわかる。
そこで、ためしに「スペランカー」や「カラテカ」といった単語で検索して出てくるブログを読み漁ってみたが、なるほどたしかにこれは実際にプレイしたことなさそうだなという記事がかなりの数あることがわかった。
たとえば「スペランカー」では
- 主人公がすぐに死ぬ
- 操作性が悪い
- ゴーストを攻撃する銃がおかしい
- クソゲー
このあたりの話題だけで終わっている記事が多い。
もし自分がスペランカーについて書くなら、隠しアイテム4種類、ダイヤモンド、ミラクルを取るタイミング、2周目以降のカギの取り方、トロッコ乗り場でのピョンピョン跳ねる遊び、穴に中途半端に落ちてしまった場合の脱出方法、あたりには触れたいところだ。
よく見ると、スペランカーについてまともに言及しているサイトは数えるくらいしか存在しないことがわかるが、これはおそらく先人がいるのにわざわざ書く必要がないと感じているだけで、スペランカーについてくわしい人はかなり多いのだろうと考察する。
つぎに「カラテカ」だと
- 最初に後退すると海に落ちてゲームオーバーwwww
- 敵と戦う前に礼をするwwww
- 柵で死ぬwwww
- クリアしている動画を貼って「すごいwwww」
このあたりの話題だけで終わっている記事が多い。
もし自分がカラテカについて書くなら、異様にヌルヌルした動き、画面端での攻防、鳥対策、礼をしないと敵が強くなる、マリコを救うときに走って近づくとマリコに攻撃されて死ぬ、これは奇遇にもスパルタンXの24周目のシルビアが襲いかかってくるというファミコンロッキーのエピソードを想像させる、などには触れたいところだ。
よく見ると、カラテカについてまともに言及しているサイトは数えるくらいしか存在しないことがわかるが、これはおそらく先人がいるのにわざわざ書く必要がないと感じているだけで、カラテカについてくわしい人はかなり多いのだろうと考察する。
このブログの運営方針としては、よそのブログを批判するというムダな行為は考えていないので、具体的にいいブログ悪いブログについて触れるつもりはない。
しかし、自分がいちども遊んだことがないゲームについて語ろうとする姿勢だけは、なんとなく許せないものがある。
そういう人たちに、このブログのタイトルを見せてやりたい。
以上、ちょっとグチってしまった。
この調子だと「コンボイの謎」「バンゲリングベイ」あたりも、すごそうだ。