「魔法のスター マジカルエミ」で自分が学んだことと「でんぱ組.inc」の2回目の武道館ライブの感想と、ゴジラ。
自分は子どものころからガンダムのようなロボットアニメよりも、ミンキーモモやクリィミーマミなどの、どちらかというと女のコが観るようなアニメをばかり観て育っていったので、確実にその時期の人格形成がおかしくなったのは自覚している。
そして、その趣味を友だちどころか家族にも完全に隠していた。
これをおおっぴらに出せるようになったのは、インターネットのおかげだと思っている。
同じ趣味を持つ人たちだけで集まれるのは、楽しい。
自分を隠さず出せる。それだけで楽しいのである。
- 魔法の天使 クリィミーマミ
- 魔法の妖精 ペルシャ
- 魔法のスター マジカルエミ
- 魔法のアイドル パステルユーミ
- 魔法のステージ ファンシーララ
という5本のアニメがあるが、このなかでクリィミーマミとマジカルエミ、ファンシーララは、10歳の少女が妖精と出会って大人に変身するという魔法を授けられ、アイドルとしてステージに立つという内容だ。
ファンシーララに関しては、アイドルというよりはスーパースターやモデル的な立ち位置。
ペルシャは原作があり、シリーズのなかではかなり毛色がちがうアニメ。
(しかし、大人に変身するとペルシャがいちばん美人なのは意見に個人差もあるだろうから、もっと書きたいが省略)
もし興味があったら、公式サイトを見ればいいだろう。
先に言ってしまおう。
この記事は、自分のためだけに書いている。
だれが読んでも、おそらくおもしろくもなんともない。
クリィミーマミとマジカルエミだが、これは少女が大人に変身してアイドル活動をするというアニメではあるが、その内容はまったくの別モノ。
クリィミーマミは、事前に引退ライブをすると発表した。
マジカルエミは、なにも告知することなく、とあるライブを最後に姿を消した。
このちがいが、大きい。
マジカルエミの主人公「香月 舞(かづき まい)」は、おじいちゃんが運営するマジック劇団「マジカラット」で劇団の手伝いをしているが、自身もマジシャンにあこがれておりマジックに挑戦しているが、もともと不器用なのでマジシャンへの道のりは遠い。
引っ越しのさいに、古ぼけた鏡を見つけた舞は、そこで鏡の妖精「トポ」と出会う。
トポ自身は激しい発光体で、舞はまぶしくて直視できないので、しかたなく近くにあったモモンガのぬいぐるみに潜り込み、以降はペットのモモンガとして行動を共にすることになる。
マジシャンにあこがれる舞に対しトポは、大人に変身する魔法を授ける。
大人に変身した状態でマジカラットの一員としてステージに参加するが、トポから授かった魔法の力は大きく、マジックのスキルが団員の中でもずば抜けて高かった。
これをたまたま観ていたテレビ局の大物プロデューサーがマジカルエミに目をつけて、強引にアイドルとしてデビューさせてしまう。
舞(マジカルエミ)は、マジカラット全員でテレビ出演ができるものだと思い喜んでいたが、プロデューサーはエミをソロでテレビに出すことしか考えていなかった。
そんなすれちがい案件がいろいろとあり、紆余曲折があるのだが、しだいに舞は魔法で変身してかんたんに名誉あるマジシャンに贈られる賞を取ったことに疑問をいだくようになる。
いま風に表現すれば、「チート」である。
名誉ある賞の名前は「エミリー・ハウエル賞」
大昔に天才マジシャンと騒がれたエミリー・ハウエルという女性マジシャンの名前から取られた賞。
舞は、自分の部屋の扉にエミリー・ハウエルのポスターを貼っているくらい、彼女にあこがれていた。
とあるきっかけで、舞は天才と騒がれていたエミリー・ハウエルも幼いころには不器用でマジックを何度も失敗するが一生懸命にレッスンをしているビデオを観て感銘を受ける。
そして、エミリー・ハウエル賞を取ったときに、舞は決断をした。
「魔法を返そう」
つぎの公演で、魔法を返すよとトポに言う舞。
「ああ、そうだな」とだけ返事をするトポ。
公演中に、トポはモモンガのぬいぐるみから抜け出し、自分の世界に帰っていく。
ただ魔法を返すだけだと考えていた舞は、公演が終わったあとにモモンガのぬいぐるみが「ただのぬいぐるみ」になっていることに気づく。
「ずるいよ、トポ。さよならも言わせないなんて」
魔法の力を借りてマジックを成功させても、それは自分の力ではないことに気づいた舞だが、魔法を必要とされないトポは、その時点で舞のそばにいる意味がないことまでには考えがおよばなかったようだ。
「魔法のスター マジカルエミ」は、自分がいちばん好きなアニメである。
とくにラスト2話の疾走感。
このアニメを知らない人は、人生を損していると思うくらいにおもしろいアニメなので、よかったら観てほしい。
自分のDVDを貸すまである。
さて、疾走感といえば、先日の「でんぱ組.inc」というアイドルグループの2度目の武道館でのライブだろう。
- W.W.D
- MC 自己紹介
- ちゅるりちゅるりら
- 君も絶対に降参しないで進まなくちゃ!
- 最Ψ最好調!
- サクラあっぱれーしょん
- くちづけキボンヌ
- キラキラチューン
- Dear Stageへようこそ
- でんでんぱんしょん
- でんぱれーどJAPAN
- W.W.D2
- MC メンバーの独白
- WWDBEST
- 以下【アンコール】
- ORANGE RIUM
- MC
- 破! to the Future
- Future Diver
こんなセトリ(曲順)だった。
ライブが終わったあと、ちょっとボリュームが少なかったなと思ったが、あとでこのセトリを見て自分は震えた。
「でんでんぱっしょん」のつぎに「でんぱれーどJAPAN」が来たところで、完全に「疾走感」を感じた。
あと個人的には、でんでんぱっしょんのところで小芝居をやってくれたのが、ホントにうれしかった。マイクトラブルがあったようだが( ´_J`)
また、このセトリを見たら、ナゾカラが入る余地はないなと。
これは、しかたがない。
どこかのタイミングのMCで、メンバーのひとりが「今後のライブの予定がない」と言っていた。
しかし「でんぱ組.incをあきらめません」とも言っていた。
「でんぱ組.incを続けたい」
「もっと有名になりたい」
「ソロ願望があったけどいまはでんぱ組.incでずっと活動したい」
などなど。
3年だか4年だかあまりよくわからないが、いままでを振り返るといろんなことがあった。
現時点での自分が行ったでんぱ組.inc関連の現場が約275回。
仮に4年間だとして、365x4=1460。
1460÷275=5.30909091。
5日に1回は、成瀬瑛美ちゃん(カワイイ)に会いに行っていた計算になるのだろうか。
まあ、その結果を見たところでどうというわけでもないが、なんとなく数値化しておきたいなというのは、あった。
自分は、でんぱ組.incの現場に行きはじめてから、とても恵まれた存在だったと思う。
お団子が最高にカワイイアイドル。
圧倒的に強い嫁。
キモチ悪いお友だち。
こういう人たちとの出会いと、でんぱ組.incを知った時期がカッチリ嚙み合ったのかなあと。
自分は幸せ者だと思う。
逆に、ちょっと話したら「この人とはぜんぜん考えかたがちがう無理ゲー」だと思った人たちもいる。
言ってることとやってることがぜんぜんちがう人もいる。
あきらかにそれ犯罪レベルでしょという人もいる。
「争いは同じレベルの人どうしでしか発生しない!!!!」
この金言を信じて、そういう人たちとは、ぜったいに同じ土俵に立たないようにしていたかもしれない。
ただ、ひとつだけ言っておきたいことがある。
こういう状態でSNSに踊らされている人を見ると、かわいそうに思う。
こういうときにこそ、その人の「地」が出る。
悲しいし失望するしホントに見たくないけど、マジでその人の「地」が出てしまっている。
いままで信用していた、自分的には「キモチ悪いお友だち」だと勝手に思っていた人たち。
これ以上twitter上で、みっともない姿を晒さないでくれ・・・・。
最後に、自分が大好きなマジカルエミのEDを貼っておく。
マジカルエミ、ホントに名作アニメなので。
よかったら観てほしい。
あと、どうでもいいんだけど、自分があの切手を最速で使ったと思う。
届け、この思い。
(内容は、レスもらったもらえなかったみたいなクソ手紙です)
また、今回のライブで古い曲の中から「君も絶対に〜」を復活させたのも、そういうコンセプトだったのだなと気づいて愕然とした。
グダグダ言ってるのホントにカッコ悪いぜ。
進まなくちゃ!