いままでの人生で最高に好きなドット絵は「鎖骨割り」である。
小学生の頃は東海ノートの1ミリ方眼紙を買って、ファミコンのカセットの説明書を見ながら、ひたすらドット絵を模写していた。
いまの若者には想像がつかないだろうが、説明書のキャラクター紹介はほぼドット絵であった。
なんというか、ドット絵を正確に模写できると、そのゲームに対する愛着がより一層深まったと錯覚していた。
とんでもないクソゲーをつかんでしまっても、説明書にドット絵があれば怒りはおさまった。
自分がこれまでの人生で好きだったドット絵はいくつもある。
スライムのプルプルはもちろん、敵ナイトはすべてカッコいい。
扉に入る直前にギルに剣を抜かせて、剣が斜めになっている状態でクリアすることにこだわっていた人は、自分だけではあるまい。
「ワルキューレの冒険」では脳内補完を余儀なくされていた部分が想像以上にドット絵として再現されていたのに衝撃を受けた。
ほかにもいろいろ好きなドット絵はあるが、自分がこれまでの人生で最高に好きなドット絵は、これだ。
勝手にネットから拝借してきたこのドット絵。
これは、スト2シリーズのリュウの「鎖骨割り」である。
これよりもカッコいいドット絵が、世の中に存在するんだろうか。
春麗の「中足払い」も、なんとなくエッチで心を揺さぶられるが、そういう邪念すら吹き飛ばす魅力が、この鎖骨割りには、ある。
参考:春麗の中足払い
なんというか、この中足払いの画像を見ていると、とあるアイドルを思い出すな・・・・。