ゴジラ映画をすべて観た人が語るブログ

スマホを横にして見るといいらしいです。

森川葵さんが出ている『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』について。

※注意

この記事はドラマのネタバレを含んでいる可能性があるが、ネタバレしているかどうかは気にしていない。

 

サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』というドラマを観た。

 

これは最初から森川葵さんの登場頻度は低いとわかっていたのであまり期待しないで観ていたんだが、かなり重要な役というより、まさかの主人公を殺すという徹底的な悪役キャラで、観ていてゾクゾクしてしまった。

自分もああいうふうにやられたら、ビクンビクンしながら死ぬと思う。

まあ、森川葵さんに殺されるなら本望かもしれない。殺される前にチューしてたしね。

 

ドラマの舞台は死体を解剖して事件性の有無を調べるような施設。

ここに新人として入ってきた飯豊まりえさんとベテラン解剖医の大森南朋が凸凹コンビを組みながら警察や政府を巻き込んで事件のもみ消しやらなんやらというストーリーである。

 

基本的には大物政治家の娘が犯した殺人という罪を、強大な権力のもとに隠蔽されそうになるのに立ち向かいながらすったもんだするという内容。

 

まずは飯豊まりえさんと大森南朋のコンビがとてもよく機能していることに言及したい。

これは自分が大好きな『美味しんぼ』における山岡と栗田さんの関係にソックリである。

テキトーだけど能力はやたら高いオッサンと、若いけど志と潜在能力が高い若いコとのコンビっていうのは、それだけで観ていて楽しいなあ。

 

西田敏行あたりの話はすっ飛ばしてザックリ要点に切り込むと、解剖施設の長である仲村トオルは、汚職に手を染めまくって最高の地位に立ったときに、あらためて大森南朋らの目指しているモノを共有しようとしていたんだろう。

途中で熱血系の大森南朋みたいな連中が出てくると、まとまる話もまとまらないと、ある程度ドライに考えていたと推察できる。

 

仲村トオル自身も、ロクに権力がない立場では上に牙をむいても意味がないことに気がついていたからこそ、ああいう態度だったんだろう。

 

終盤は森川葵さんを見るために観ていたドラマなのに、ここまで人をムカつかせる演技をする森川葵さんのことを本気で「もうファンやめるわ!!」くらい思ったけど、そこまで鬼気迫る演技をする森川葵さんのことを「はぁ・・・・森川葵さん・・・・。」ってなるくらい魅力的だなあと思ったので、やっぱり森川葵さんは大好きだなぁ。

 

これは森川葵さんの魅力を見つけるために書いている記事なので、あんまり言及するのは控えたいけど、飯豊まりえさんの演技がホントにいいドラマだった。

あと、ひさしぶりに佐津川愛美さんを見た気がする。

たぶん最初にお見かけしたのは『ギャルサー』だと思う。

リアルタイムで観てたけど、かなりブイブイいわせてたよねwwww

 

これは、死体にメスを入れるドラマなので、直接的に比較するのはおかしいとは思うけど、どうしても『白い巨塔』とくらべてしまう。

どっちがおもしろいというわけではないんだけど、なんとなく似てるよね。

 

自分は飯豊まりえさん新規なのでエラそうなことはなにも言えないけど、彼女のファンなら観るべきドラマだろう。っていうか観てるよねw

森川葵さん新規としても、観るべきドラマだろう。

終盤の主人公とのやりとりはゾクゾクする。

むしろ代わってほしい。

 

森川葵さんみたいな若い美人がオッサンを手玉に取ろうとして、じっさいにはオッサンに踊らされているみたいな表情を観られるのは、このドラマだけ!!

超オススメ!!

 

意外とキスシーンが多い女優さんなんだな・・・・病んだ(◞‸◟)

 

視聴環境:アマゾンプライムビデオ

森川葵さん度 ☆☆

飯豊まりえさん度 ☆☆☆☆☆

遺体の声を聴け度 ☆☆☆☆☆

 

 

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