いろんな思想といろんな飲み屋といろんなゴジラ
このブログのファンだという方(Kさん)に誘われて、北千住の「大はし」というモツ煮が超有名らしい店に行ってきた。
ちなみに、ほかにもだれか来たらいいなとツイプラで定員を30000人にして募集したところ、なんと!
ひとりも来なかった。
これほど自分の人望のなさを雄弁に物語るエピソードも、なかなかないのではないだろうか。
30000人募集してひとりも参加者がいない。
伝説になる。
というわけで、Kさんと北千住駅前で待ち合わせをして、大はしに向かう。
店の前に並んでいるのは、ふたり。
開店凸をしないとかなり待たされると覚悟していたが、10分ほどで席につけた。
(なんで2番なのかというと、お客様が1番という意味らしい。よかったですね)
店内に過剰なほどに貼られている「店内撮影禁止」の文字。
もちろん料理の撮影はかまわないのだろうと思いつつ、店員に「料理の撮影はいいんですか?」と聞くと、もげるんじゃないか心配になるレベルで激しく首を左右に振り、
「テ・ン・ナ・イ・サ・ツ・エ・イ・キ・ン・シ!」
と、なにかアニメやアイドルの曲のタイトルにありそうな文字列で断られてしまった。
秋葉原にあるディアステージよりも厳しいレギュレーションである。
キンミヤ焼酎のボトルを注文すると、氷と炭酸に梅ジュースがセットでついてくる。
いいねいいね! こういう店はウマいんじゃないの!?
ババーン! 見てほしい!
これが東京3大モツ煮とよばれるモツ煮のひとつ、大はしのモツ煮である!
(画像なし)
白子ポン酢やアオヤギのなんとか、アラ煮など、出てくる料理のすべてがとてもウマかった。
(画像なし)
そのあとに2件はしごして、半分記憶がないまま帰宅。
なぜかゲーム好きには酒が苦手な人が多いが、アイドル好きには大酒飲みが多い。
とても有意義な時間だった。
30000人募集したのに、ひとりも来なかったけど。
また、撮影禁止のわりには検索すると店内の画像をたくさん見ることができる。
おそらく調子に乗ってパシャパシャやりまくった客に店側がキレたなどの事情があったのだろう。
つまり、現時点で大はしの画像をネットに上げている人は、古参といえるだろう。
ニワカ新規は大はしの料理の画像を持つことすら許されない。
病んだ。
そこで、交通機関のマスコットキャラクター問題である。
昼間にこんなツイートを見かけたので引用させてもらおう。
「どこがエロいのか分からない」と言われたので、私が「性的な意味合いを持つ記号」だと判断した箇所をひとつずつ説明、削除したうえで「公共交通機関の公式キャラ絵としてのOKライン」をさぐりました。 pic.twitter.com/ZMWMKPX1EB
— 転職を試みるかえる (@orz404) 2016年10月17日
いろいろな考え方があってしかるべきだが、ここでは自分の考えを述べる。
以前は「キモオタ」として日陰で生きてきたような人たちが、歳を重ね社会に出て、それなりの社会的地位につく。
これは、いわゆる「萌えキャラ」が社会進出してきたのと無関係ではない。
すでに各企業において、キモオタだった人が重要なポストについていても、なんらおかしくはない。
もともとキモオタには頭脳明晰な人が多いと思われる。出世も早いだろう。
マスコットキャラクターの決定権を持つような立場にも、キモオタがたくさんいるのではないか。
あそこが萌えキャラを使ったならウチも。
◯◯たん、ハァハァ
自分は萌えキャラがどんどん社会進出をしても、とくに嫌悪感はないが、やはり違和感はある。
なんというか、建前としては年配の方に対する配慮とかもあるんだろうが、自分の中では萌えキャラはやはり、コッソリと楽しむべきであり、表立って堂々としているのが、なにかちがうのではないかと思ってしまう。
有名人が自分はキモオタだと公言するのとは意味合いがちがう。
キモオタはキモオタらしく、闇の眷属として生きていってもらいたい。
オンとオフの両方で趣味丸出しの世界があると、メリハリがなくなるというか、境界がなくなると張り合いがなくなるというか。
うん、やめておこう。
自分のボキャなんとかでは説明できるはずもない。
※注意
この記事における「キモオタ」は、けっしてキモオタを卑下するような意味で使っているわけではない。
また、自分もどちらかというとキモオタ側の人間である。
オマケ
もしかしたら、自分はけっこう4コママンガが好きなのかもしれない。