「キンダビカリ」とゴジラ
小学5年生くらいのころだろうか。
以前にも書いたと思うが、
とはいえ、デンジマンやサンバルカンなどの戦隊モノや、
なんでロボットアニメに興味がなかったのかは、よくわからない。
ロボットアニメが苦手なのではなく、
いまでも、アニーが跳び蹴りやジャンプアクションをしたときの、
たぶん、白だったと思う。
よくわからない。話が飛んだ。
そこで、キンダビカリである。
当時は、小学校にアニメ雑誌を持ってくるのは禁止だった。
見つかったら即没収して、
女子は「明星」なんかをよく没収されていたように記憶している。
生徒によっては、
(自分は3品を返却された)
クラスメイトがクラスに持ちこんだアニメ雑誌(
「これがキンダビカリなんだよ!」
興味がわいて、そいつの解説に耳をかたむける多くの男子たち。
自分は、
「キンダビカリっていうのは、すごい技術なんだぜ!」
「キンダビカリ」と呼ばれるイラストを見ると、
たしかに、ものすごく光って見える。
※キンダビカリ参考画像
そして、このときの自分は「キンダビカリ」を「キンダ光り」
そして時は一気に2009年まで流れる。
職場でいつものようにネットを見ながらサボっていると、
なんとなくクリックすると、「
とても偉大な存在だったようだ。
その人物の名は「金田伊功」というらしい。
もちろん、自分はピンとこない。
かなり偉大な人物だったということしか、わからなかった。
しかし、「金田光り」「逆光の表現」
もしかしてあのときにアイツが「キンダビカリ」
そこから「金田光り」で検索をすると、なるほどどうして。
どう見ても「カネダ光り」のことでした。
だったんだが、この話にはまだ続きがある。
さらに時は2017年まで流れる。
ここで自分は、衝撃の事実に直面した。
どうやら「金田伊功」は「かねだよしのり」ではなく「
つまり「キンダビカリ」がホントは「カネダビカリ」
これは、おそろしいことだ。
おそらく小学生のころに「キンダビカリ」だと言っていたヤツも、
自分の周囲では少なくとも「キンダビカリ」
真実を知ったところで、もうおそい。
自分はこれからも、あの逆光表現を見かけたら「あ、
そして当時、「キンダビカリ」
アイツは「キンダビカリ」
この先自分がどのくらい生きているのかは、わからない。
しかし、これだけはいえるだろう。
このまま「キンダビカリ」という言葉をかかえながら、自分は、