AIによる自動着色ツール「style2paints」がすごい!
最近のAIによる自動着色ツールの進化は目ざましい。
しくみはサッパリわからないが、いろいろと使ってみて超すごいと思ったので、紹介しておく。
さて、このブログの読者はウンザリしているかもしれないが、たまに自分はイラストを描く。
たとえば、こういうヤツだ。
自分で女のコのイラストを描くのがウマいと思っているのが厄介だが、顔しか描けないのは自覚しているので問題ない。
あと最近気づいたけど、美人に描こうとすればするほど目が離れていくのが謎である。
さて、今回使わせてもらうのは最近バージョンアップしたばかりという、このサイトである。
着色したい画像(モノクロの線画が望ましい)をアップロードするだけで、勝手に着色してくれるらしい。
あらやだ奥さん、またまたお冗談をwwww
うお、すげー!!
まず、この画像を顔だと認識して、目と口にそれっぽい色で着色してくれたのがすごい。
ホントにありがとうございます。
個人的には、ヘタクソな手の人差し指の爪に勝手にマニキュアを塗ってくれたのに感動した。
このツールはいろんな「アーティスト」が常駐していてそれぞれに個性があるらしいので、ほかのアーティストの着色も試してみることにする。
うーん、これは首から下を服だと認識してしまったんだろうか。
というよりも、自分の絵がヘタクソだから肩や胸だと認識しなかったのだろう(怒)
いろいろ試しているうちに、おっカワイイという着色を見つけた。
顔は理想に近いが、やはり首から下を肌と認識してくれない。
しかし、このエリアはこの色だよと教えるツールがあるので、ここからはそれを使っていじってみる。
「ここは肌色だよ」「ここの服はこの色がいいな」と小さな□を配置して再描画すると、なんとなくそれっぽくなってきた。
もうこの時点で、自分が本気で着色するよりもウマいのは確実である・・・・。
ちなみに、アニメ塗りっぽいモードもあるんだが、こっちはまだまだ実用性は低いような気がする。
しかし、ちゃんとした人が描いた線画ならバッチリと着色してくれるかもしれないし、こっちの研究が進めば、アニメの制作現場では革命が起きるのではないかという気もする。
おそろしいことに光源を設定するモードもある。
なんとなくそれっぽく見えるのがヤバい。
光源の位置を変えてみたけど、それっぽく見える。
右下からの光源が、いちばんそれっぽく見えるだろうか。
このモードにも「ここは光が当たるよ」「ここは影だよ」と設定するツールがあるんだが、どうやっても使い方がわからなかったのであきらめた。
そして。
この自動着色ツールは、いろんな絵師のイラストを何千枚、何万枚と読み込ませることによって、完成度が高くなってきたらしい。
「絵師死亡wwww」
「線画だけ描ければいい時代が来た」
みたいな意見も見られるが、たぶんそんなことにはならないと思う。
自分にはよくわからないが、たぶんガチでイラストを描いて色を塗っている人だったら、それが自動着色なのか、魂を込めた塗りなのかは余裕でわかるんじゃないかという気はする。
楽しいので、みんなもぜひ遊んでみよう!